主催:
有限責任監査法人トーマツ
日時:
2021年11月12日(金) 13:00〜15:30
申込期間:2021年10月8日(金) 〜2021年11月9日(火) 17:00まで
2050年、脱炭素社会への移行に向けて、ビジネスを移行する取り組みを後押しするサステナブル・ファイナンス(トランジション・ファイナンス)の重要性が注視されています。日本のグリーンボンドの発行額は2017年2,000億円(10件)に対して2020年には発行額は1兆円を超え(77件)、拡大しています。一方で、環境改善効果が伴わないにも関わらず、環境に配慮しているかのように見せかけるグリーンウォッシュと見做されるプロジェクトなどが、国際的にも問題となっています。プロジェクトのグリーン性やソーシャル性を実質的な「目利き力」を高めて見極め、技術的根拠に基づいた評価ができる態勢を整備することが、ガバナンスを効果的に機能させるためにも、今後の金融機関の課題となっています。

有限責任監査法人トーマツでは、国内外でさらなる拡大が期待されているサステナブル・ファイナンスについてのセミナー 「サステナブル・ファイナンス 脱炭素社会の実現に向けて」をこの度開催いたします。

本セミナーでは、サステナブル・ファイナンスを拡大していきながら、結果としてグリーンウォッシュの案件に関与することがないようにするためにはどうしたらよいのか、その方策について議論をしていきます。金融機関がグリーン性を適切に評価するために発行体企業に要求すべき情報、与信審査部門の目利き力の重要性、実質的なガバナンス機能について討議しながら、環境改善効果について、実績があるグリーン技術の実例紹介や、技術の実在性や優劣についての調査・分析方法をご紹介します。

カーボンニュートラルな社会の実現に向けて、事業会社にとっても「新たな資金調達」に関する示唆を得る内容となっております。ご多用とは存じますが、是非ご参加くださいますようご案内申し上げます。

開催概要

会場
Webinar(オンラインセミナー)
(お申し込みいただいた方には、後日受講方法および視聴用のURLをメールにてご案内いたします)
参加費 無料
定員 500名
※同業者の方、もしくはお申し込みが定員を超えた場合にはお断りする場合もありますので、ご了承ください。
対象 経営企画/IR/ESG/CSR/財務・経理部門のご担当者のみなさま
サステイナブルファイナンスに関与される金融機関および事業会社のCxOならびに実務担当者のみなさま
内容 13:00-13:05 開会のご挨拶
有限責任監査法人トーマツ
パートナー 神谷 精志

13:05-13:35 基調講演「脱炭素社会への移行のために金融機関に期待される役割」
デロイト トーマツ合同会社
上級顧問 佐々木 清隆

13:35-13:55 『ソーシャルボンドガイドライン』の解説
金融庁 企画市場局市場課 ソーシャルボンド推進調整官
中瀬 裕也 氏

13:55-14:05 休憩

14:05-14:45 パネルディスカッション グリーンウォッシュに巻き込まれないための金融機関の目利き力とは
<パネリスト>
国際連合工業開発機関(UNIDO)
東京投資・技術移転促進事務所長
安永 裕幸 氏

株式会社INPEX
財務・経理本部 財務ユニット ジェネラルマネージャー
脇田 嘉博 氏

有限責任監査法人トーマツ
パートナー 藤本 貴子

<モデレーター>
有限責任監査法人トーマツ
マネージングディレクター 森 滋彦

14:45-15:05 グリーン特許技術の最前線 〜特許データ活用による技術力の識別
有限責任監査法人トーマツ
デロイトアナリティクス パートナー 神津 友武

15:05-15:25 将来有望視されている『カーボンリサイクル事業』の事例紹介
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
執行役員 渡辺 博人

15:25-15:30 閉会のご挨拶
デロイト トーマツ合同会社
パートナー 福井 良太
内容
詳細資料
備考

お問い合わせ

有限責任監査法人トーマツ
セミナー事務局
TEL:03-6213-1515
※Webよりお申し込みができない場合は、セミナー事務局までご連絡ください。