主催:
有限責任監査法人トーマツ
日時:
2022年5月9日(月) 14:00〜2022年6月6日(月) 17:00
申込期間:2022年5月9日(月) 14:00〜2022年6月6日(月) 12:00
IASB(国際会計基準審議会)では、基本財務諸表(B/S、P/L、キャッシュ・フロー計算書、持分変動計算書)の改善を目的としたプロジェクトを推進しており、プロジェクト完了の際には現在の基本財務諸表のスタイルが大きく変わる可能性があります。このプロジェクトの一部として、IASBは2019年12月に「全般的な表示及び開示」というタイトルで、P/Lに焦点を当てた、新しい業績報告のあり方を提案する公開草案を公表しました。2022年5月現在、IASBは公開草案に寄せられたコメントをもとに再審議を継続しています。審議が順調に進めば、2023年春ごろには基準修正が確定し、IFRSを適用する全ての企業が適用対象となります。提案にはこれまでIFRSでは定義されていなかった営業利益が新たに定義されるなど、企業の業績説明のあり方や、企業での業績管理方法に大きな影響を与える要素を含んでいます。また、日本基準に近い考え方も一部含まれていますので、IFRSをまだ採用していない企業、あるいは上場をしていない企業においても、このプロジェクトの動向を注視しておくことは意義があると考えます。

有限責任監査法人トーマツでは、2020年6月に、前IASB理事の鶯地隆継と、IASBスタッフとしてこのプロジェクトに直接参画していた藤原由紀による公開草案の解説Webinarを開催しました。IASBにおける公開草案後の再審議は継続中ですが、すでに公開草案の提案から大きく変更することが暫定決定された項目もあり、今回、現時点までの再審議の状況につき、両名がタイムリーにご説明するWebinarを下記の要領で開催することとしました。本Webinarでは、公開草案の提案を再度簡単にご説明するとともに、2022年3月までのIASBの審議に基づき、公開草案後の重要な変更点について解説します。前回同様、実際に公開草案作成に直接関与した当事者からの説明となりますので、ご多用の折とは存じますが、是非、ご参加下さいますようご案内申し上げます。

開催概要

会場
Webinar(オンラインセミナー)
配信方法:オンデマンド配信(J-Stream:ウェブブラウザからご覧いただくオンラインセミナー)
視聴方法は、お申込み完了時に自動送信されるメールに記載しております。
参加費 無料
定員
対象 CFO・経理財務部門責任者様ならびにご担当者様、財務諸表分析を行う投資責任者様、リスク管理責任者様ならびにご担当者様
※同業者の方、参加対象でない方にはお断りする場合もありますので、ご了承下さい。
内容 ■ 講演内容
【IFRS基本財務諸表プロジェクト―公開草案後の再審議の状況】(45分)
2019年12月に公表された公開草案「全般的な表示および開示」の提案内容、利害関係者からのコメントの概要、コメントに基づいたIASBでの再審議の状況(2022年3月時点)を、公開草案作成に関わった当事者が詳しく解説し、IFRSのP/LやB/S、キャッシュ・フロー計算書が今後どのように変化し、それが企業の業績管理にどのような影響を与えうるのかについて説明する。

■講師
有限責任監査法人トーマツ パートナー 鶯地 隆継
有限責任監査法人トーマツ シニアマネジャー 藤原 由紀
内容
詳細資料
備考 ■期間中、オンライン上にていつでも視聴可能です。
■本Webinarは下記環境での視聴を推奨しております。
・OS推奨環境:Windows 10 / 8.1、Mac OS 10.15 / 10.14
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