主催:
有限責任監査法人トーマツ
日時:
2023年2月8日(水) 15:00〜17:00
申込期間:2022年12月22日(木) 〜2023年2月1日(水) 17:00
近年、国内外の投資家が投資先に気候変動関連財務情報開示(TCFD)の準拠を求めるようになっており、企業は気候関連の潜在的な財務インパクトの明確化と情報開示の拡充が求められています。

気候変動は中長期にわたる不確実性を有する課題であり、各社はTCFDに則り、自社におけるリスクおよび機会の観点から重要性を評価し、将来シナリオに基づき、事業への影響について分析した上で、情報開示を率先して継続強化することが肝要になってきています。

本セミナーでは、物理的・移行リスクのシナリオ分析、GHG排出量計測、TCFD開示などのTCFD対応支援業務で多数の実績を有する有限責任監査法人トーマツ(以下、トーマツ)と、日本最大手の不動産鑑定機関としての不動産鑑定評価に関する豊富な実績と、災害調査研究に関する幅広い知見とデータベースを有する一般財団法人 日本不動産研究所(以下、不動研)の共同研究の成果を報告致します。

具体的には、不動産に関するTCFD対応の概要、気候変動リスクが不動産価格に及ぼす影響、TCFD開示項目等の基本事項をご紹介しながら、トーマツと不動研が共同開発した不動産(土地・建物)の水害リスクの定量化や、金融機関における担保不動産の物理的リスク評価(一括シミュレーション)などの方法論等について、物件事例やハザードマップ等の図表を用いながら解説します。

開催概要

会場
〒100-0005 東京都 千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル10F
TEL:03-3282-7777
参加費 無料
定員 120名
※同業者の方、もしくはお申し込みが定員を超えた場合にはお断りする場合もありますので、ご了承下さい。
対象 不動産アセットオーナー(デベロッパー、商社、鉄道会社、保険会社、ゼネコン、ハウスメーカーなど)、銀行、サブリース会社、資産運用会社(J-REITなど)などの経営管理・サステナビリティ関連部門などのご担当者様向け
※法人を対象
内容 15:00〜15:35 1.不動産に関するTCFD対応の概要
         不動産のTCFD対応が必要となる背景
         気候変動リスクの概要(移行・物理)と重要度評価
         事業インパクト評価(定性・定量)
         開示に向けた文書化
         不動産のTCFD対応における課題と対応の方向性

15:35〜16:05 2.事例考察 気候変動リスクが不動産価格に及ぼす影響
         過去の大災害において発生した浸水被害及び不動産価格への影響
         不動産の気候変動による経済的損害算定の考え方

16:05〜16:20 休憩

16:20〜16:40 3.事例考察 金融機関における担保不動産の物理的リスク評価(一括シミュレーション)
         物理的リスクの評価手法及びシミュレーションの前提条件
         シミュレーション事例

16:40〜17:00 質疑応答

※講演テーマ・スピーカーは変更となる場合がございます。予めご了承ください。
内容
詳細資料
備考 <ご来場の皆様へご協力のお願い>
◆申込状況により開催内容の変更・急遽中止になる可能性がございます。予めご了承ください。
◆社会情勢を鑑み、イベント内容や実施方法の変更または中止の可能性がございます。
◆当日会場内では常時マスクをご着用いただき、こまめな手洗い、咳エチケット
の励行をお願いいたします。
◆以下に該当する方はご入場いただけません。ご来場をご遠慮ください。
・風邪の症状や平熱を超える発熱(37.5℃以上)がある方
・咳やのどの痛み、倦怠感、息苦しさ、味覚や嗅覚の異常、眼の痛みや結膜の充血、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐など、体調に不安がある方。または身近な方に同様の症状が表れている方
・過去2週間以内に新型コロナウイルスの陽性判定を受けた方
・過去2週間以内に新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触がある方
・過去2週間以内に政府から入国制限ならびに入国後の観察期間を必要とされている国・地域などへの渡航、または当該国・地域の在住者との濃厚接触があった方

お問い合わせ

有限責任監査法人トーマツ
セミナー事務局
(問い合わせ対応 平日10:00〜11:45、12:45〜17:00 ※土日祝を除く)