脱炭素社会の切り札と言われる洋上風力発電。その大量導入に向けた取組・議論が官民で活発に行われています。また、洋上風力発電は、自動車産業と同様にすそ野が広く、調査・開発から建設、メンテナンスといった幅広い分野にわたる需要創出の可能性があり、大量導入を国内産業化につなげていくことが期待されています。

洋上風力発電を主力電源化し、国内一大産業を築いていくためには、価格競争力のある電源を実現するだけでは足りません。事業を長期的・安定的に遂行してマーケットプレーヤーが適切な利潤を確保し、利益を次の事業に投資していくことで”サステナブルな事業”を実現していく必要があります。
しかし、現状、大量導入に向けた制度面での議論や公募入札に勝つための戦略の議論は活発に行われている一方、事業化後の長期的・安定的な事業運営という観点からの議論は十分に行われておりません。

本Webinarでは、長期的・安定的な事業運営を実現するための論点及び対応の方向性について、最近のマーケット環境や制度、欧州等の先行事例を踏まえ、事業計画策定段階と事業化後に分けて解説いたします。また、洋上風力発電の産業化を促進する観点から、海外事業展開の論点及び対応の方向性についても解説いたします。

ご多用中とは存じますが、是非ともご参加賜りますようお願い申し上げます。