主催:
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
日時:
2025年12月19日(金) 15:00〜17:00
申込締切:2025年12月12日(金) 17:00
競争法実務では、引き続き公正取引委員会による厳格な法執行がみられ、特に政府の適正取引推進の動きから下請法違反の取り締まりは厳しさを増しています。来年1月1日には改正下請法(取適法)の施行も控えており、この動きは当面続くことが想定されます。

独占禁止法や下請法違反として公正取引委員会による調査や法的措置を受けた場合、法的な制裁のほか、企業のブランド価値の棄損やステークホルダーへの対応など、一般的にそのコストは非常に大きいものとなります。

他方、共同調達に潜在するカルテルリスクや市場集中リスクを伴うM&Aの設計など、競争法リスクは企業の事業戦略と密接に関連している場合があります。

こうした点を踏まえれば、競争法コンプライアンスの実践に当たって、特定部署レベルでの対応のみでは実効性に乏しくなる可能性があります。経営レベルの高い視座からその重要性を発信し、組織風土から醸成していく必要があることは、公正取引委員会が策定する「独占禁止法コンプライアンスガイド」においても述べられています。
他方、限られたリソースの中では実践に際し様々な課題に直面することもあります。

今回のセミナーでは、昨今の厳しい外部環境と活発な競争法執行という状況において、今後の競争法コンプライアンス体制整備・運用のあるべき姿とはどのようなものかを考えます。
その上で、危機対応時の視点も交えつつ、経営と一体となって考えるべき事業継続・発展と競争法コンプライアンスを両立させる競争法コンプライアンスのありかたという点にも示唆をお出しします。

また、企業で実際にコンプライアンスの実務に携わっている方も交えて意見交換を行い、これらの企業様における取組や課題について皆様と共有・意見交換をさせていただきたいと考えています。

ご多用中とは存じますが、是非ともご参加賜りますようお願い申し上げます。

開催概要

会場
〒100-0005 東京都 千代田区丸の内三丁目3番1号 新東京ビル8F
参加費 無料
定員 60名
※申込多数の場合には抽選とさせていただく場合もありますので、予めご了承ください。
対象 法務部門、リスク管理・コンプライアンス部門、経営企画部門ご担当・責任者様向け
※同業他社および個人の方のお申し込みはお断りさせていただく場合がございます。
内容 15:00〜15:10
オープニング
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 
フォレンジック&クライシスマネジメントサービス 
パートナー 佐藤 保則

15:10〜15:25
最近の公取委の独禁法・下請法執行の動向
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 
フォレンジック&クライシスマネジメントサービス 
シニアコンサルタント 中田 健介

15:25〜15:40
競争法コンプライアンスと現状とあるべき姿
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 
フォレンジック&クライシスマネジメントサービス 
マネジャー 渡邉 祐希絵

15:40〜15:50 休憩

15:50〜16:30
パネルディスカッション
トピック
・改正下請法対応含む、競争法違反防止のための体制・取組のご紹介
・競争法コンプライアンス実施における課題

ヤマハ発動機株式会社 
法務・知財部 
主務 吉成 量平氏

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 
コンプライアンス・リスクモニタリング部
部長 大隅 直亮氏
課長 長澤 健吾氏

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 
フォレンジック&クライシスマネジメントサービス 
マネジャー 渡邉 祐希絵
シニアコンサルタント 中田 健介

16:30〜16:35
クロージングリマークス
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 
フォレンジック&クライシスマネジメントサービス 
パートナー 後藤 孝久

16:35〜17:00 名刺交換会・意見交換会
内容
詳細資料
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セミナー事務局