このたび、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社では、「M&Aにおける不動産評価実務と不動産情報の戦略的活用」をテーマに、オンラインセミナーを開催いたします。

本セミナーでは、企業の合併・買収（M&A）における不動産評価の重要性を、実務的な観点からわかりやすく解説いたします。DCF法やマルチプル法による企業価値把握の視点のみでは、不動産の戦略的・財務的インパクトを十分に把握できない場合があり、正確な不動産評価と関連情報の活用は、取引価格の算定やリスク・機会の把握、統合後のマネジメントにおいて不可欠です。
セミナーでは、財務デューデリジェンスやPPA（取得原価配分）、PMIにおける不動産情報活用の実践例のほか、新リース会計基準対応の使用権資産評価、固定資産台帳分析の重要性等についてもご紹介いたします。また、主にセルサイドの観点から、日本の税制下での株式譲渡と不動産現物譲渡を検討する際のポイントについてもわかりやすく解説します。

さらに、アンケートにご協力いただいた参加者の皆様には、固定資産税評価額を用いた土地・建物時価の簡易査定ファイルを特典としてご提供します。特に建物時価の査定においては、従来算術的な煩雑さから固定資産税評価額との関連性を用いた査定は十分に活用されていませんでしたが、本ファイルを用いることで、より簡易に建物時価を把握し、様々な意思決定にお役立ていただけます（あくまで、参考値である点はご了承ください）。

本セミナーおよび査定ファイルが、皆様の業務の一助となりましたら幸いです。
ご多忙の折とは存じますが、ぜひこの機会にご参加をご検討ください。